五所川原市/イベント
![]() ■ 「虫おくり」とは・・・
「虫おくり」は、病害虫を防ぎ、五穀豊穣を祈願する祭りで、藩政時代から田植え後の「早苗ぶり」行事として五所川原市をはじめ津軽地方に広く行われてきたものです。その起こりは今から250年ほど前の元禄時代、この地方に「イナゴ」の大群が押し寄せて稲作が全滅したところからその対策に頭を悩ませた末、大きな木彫りの竜型の頭に稲わらで編んだ胴体の虫を作り、村中の若者たちがこれをかついで賑やかな囃子とともに村中を練り歩き、五穀豊穣と病害虫、悪疫の退散を祈願したものと伝えられています。 当市では、すたれゆくこの行事を保存しようと、昭和39年から祭りとして取り上げ、今では奥津軽の奇祭・名物として全国に広く紹介されています。 「奥津軽虫と火まつり」の期間中に行われ、趣向を凝らした「虫」の山車が市内一円を練り歩く虫行列、あすなろ大太鼓の演奏や太刀振り踊り、荒馬踊りなどが沿道の観客を沸かせています。 ■ 「火まつり」とは…
五所川原青年会議所が昭和48年から新たに企画した祭りで、御神火にてその身体を清め、当地方の豊饒の守り神をまつる儀式を古式に則り、風雅に行います。白装束・鳥帽子・わらじをまとった若者が荒馬の先導で御神火を運び歩いた後、岩木川河川敷に集まり、神官による儀式、神楽や獅子舞が行われる中、高さ20mもの巨大な虫が御神火によって昇天し、今年の豊作が祈願されます。「奥津軽虫と火まつり」の期間中に行われます。 ■ 「あすなろ大太鼓」とは…
大太鼓競争は、情っ張りで有名だった津軽三代藩主信義公が、加賀百万石城内の直径六尺の太鼓が日本一だろうとの噂にその程度のものは我が藩では子供の玩具と大ボラを吹き、十尺余りの大太鼓を急きょ作ったことに始まるらしく「津軽情っ張り大太鼓」として今に言い伝えられています。「あすなろ大太鼓」は直径3.24m(10尺7寸)、長さ3.60m(12尺)、重さ1.7トン(約411貫)、秋田杉のまき目が美しい胴体を400mのロープできりりと締め、前後両面、上下で14人の若人が打ち鳴らす音は、まさに意気衝天そのものです。 「五所川原立佞武多」「奥津軽虫と火まつり」の両期間中に運行されます。 |